高校生のための劇団四季鑑賞会

(募集対象:府内高等学校の在籍生徒)

人気劇団のミュージカルを鑑賞して舞台芸術に対する理解を深めることを目的として実施しています。今年度の演目は、『オペラ座の怪人』です。1月10日(土)昼公演と1月18日(日)昼公演の2回に分かれて、合計で10校40名が鑑賞しました。28校からの応募があり、抽選は今年度も激戦となりました。座席はすべてC席(通常料金3150円)でしたが、工夫された劇場設計のおかげで最後列からでも比較的鑑賞しやすい舞台となったようです。
  (参加者負担:1000円と劇場までの往復交通費)

◎劇団四季「オペラ座の怪人」を鑑賞して
(金光藤蔭高等学校 1年 橋本舞美)
私はオペラ座の怪人を見て、今までにない感動をしました。物語は1度見ただけでは全てを理解することができないほど奥が深いもので、怪人が最後のクリスティーヌとウラル子爵を逃したところが1番私の中で、心に残る場面になりました。怪人の暗い過去、クリスティーヌを思う気持ちなどを考えるといつのまにか舞台にひきこまれてしまい、最後に涙を流してしまいました。
そして、場面ごとに変わる装置や衣装のどれもが、素敵な物で怪人を始めとするキャストのみなさんの歌や踊り、お芝居など全てに魅了されてしまいました。約2時間30分の間に何度も涙を流し感動し舞台を見ているたくさんの人々に愛という言葉の凄さや、怪人の悲しみなどいろんな感情を抱かせるこの舞台は本当に素晴らしかったです。
私にも将来の夢があるのですが今日の舞台を見て、人を感動させるためにはやはりたくさんの努力や苦労が必要だと感じました。


(府立西浦高等学校 3年 温井須美子)
 私は今回初めて「オペラ座の怪人」を観ました。TVのCMとかでは何回も観ていたんですがやっぱりミュージカルは生で観るのが一番です。
 私はもともと役者を目指していて、高校の三年間演劇部に入っていました。それで部活関係でいろんなお芝居を観させてもらっていたのですが今まで観た中で「オペラ座の怪人」は一番すばらしい作品です。舞台装置も凄いですし、中でも役者の方々の演技力、個性がとても目立っていて、その世界に中へ魅了されました。私は二階席の一番後ろの席で観ていたのですがその席まで声が届いていて凄く圧倒されました。
 私も将来このような素敵な役者になれるように頑張りたいです